無尾港は、港の名がついてはいますが、実際には沿岸の沼地です。もともと蘭陽平原の南東に位置する川で、河口で川の流れを堰き止め、水が排出できないようになっているため、無尾港と呼ばれています。この102ヘクタールの沼地には豊富な水生動植物が見られるほか、秋冬には渡り鳥が必ず通るルートであるため、多くの冬鳥が餌を探し休息しに来ます。1993年に台湾初の水鳥保護区となりました。
広大なエリアの雁や鴨の越冬スポットには水鳥や山鳥などおよそ170種以上の鳥が現れます。毎年11月から、数千羽の雁や鴨が次々と現れ、中でもコガモの数が最も多く、次にカルガモやハシビロガモと続きます。近くの水田や魚の養殖池にはシギ科やチドリ科の水鳥がおり、林や畑では一般の平地に棲息する鳥類も見られます。新城渓の河口にはめずらしい渡り鳥や迷鳥がよく見られます。このような豊かで数多くの鳥が棲息するため、この場所はバードウォッチングの聖地となっています。水鳥の優雅で可愛らしい姿をレンズで捉えたいなら、バードウォッチング小屋で撮影のベストタイミングをそっと待ってみましょう。