霊鷲山生無道場は山を開いた創設者、上心下道法師によって創建されました。山頂に立ち、四方を見下ろすと、東北角海岸の風景を遠望できます。また、日の出や日の入りの景色を眺められ、視界も広々としています。
道場入口にはシンボルとなっている「天眼門」が見られます。この両側に直立する石柱には各国の宗教的な紋様が彫刻されています。ここの一大特色は道場の周りを囲む53個の仏塔「舍利塔林」で、秋に訪れると、ここだけにしかない「塔林芒海(仏塔と芒と海の景色)」と言われる秋らしい光景を眺められます。
福隆荖蘭山の山腹にあるため、道場からは福隆の美しい海岸および広々とした太平洋を眺められるほか、近くには鼻頭角や三貂角もあります。周囲を山に囲まれ、大海に近接し、優雅で荘厳な景色となっています。ここは精神修業ができ、心を落ち着けさせることができる北台湾における仏門の聖地となっています。