宜蘭東港付近の蘭陽渓河口は典型的な沖積扇状地で、国際的に人気があるバードウオッチングスポットです。国際自然資源保育聯盟(IUCN)のアジア湿地調査によって「台湾十二大湿地の一つ」に選ばれています。毎年10月から翌年4月まで渡り鳥がここで越冬します。行楽客の方はバードウオッチングができ、特に11月から3月にかけてがハイシーズンとなっています。
毎年渡り鳥が移動する際、多くの野鳥愛好家がここに仲間や家族と一緒に訪れます。望遠鏡を持ちながら野鳥が羽ばたく姿を観賞しましょう。さらに時々、波の音も聴こえ、波が千変万化する瞬間も観られます。対岸には遠くに亀山島も眺められます。宜蘭の濱海サイクリング道路をメインに、のんびりと野鳥や景色を眺めながらサイクリングを楽しみましょう。