鼻頭角聴濤キャンプ場はかつて海軍陸戦隊の基地でしたが、環境が大きく変化したため、前哨基地が撤去されてから20年近く使われていませんでした。観光資源を有効活用するため、東北角管理処では既存の建物をリニューアルし、軍事スタイルを残したまま、黒、緑、茶色、土色などの視覚的な色のほか、柔らかくて強い力を表現する「ピンク」色の迷彩色も加えています。これは情熱やロマンス、愛を象徴しています。
聴濤キャンプ場は鼻頭角歩道の稜谷線上に位置し、鼻頭小学校そばの歩道入り口からスタートし、徒歩30分ほどで到着します。沿道では雄大な山や海の入り江や、幻想的な海蝕地形、色とりどりの海浜植物などをゆっくりと観賞できます。あらゆる年齢層に適した歩道です。鼻頭角への小旅行を計画する機会があれば、ぜひに山谷にある迷彩カフェを訪れてください。