「龍洞」という呼び名は、当地の海岸の岩肌が、あたかも龍の身体がとぐろを巻いているようであったことに由来します。「龍洞灣岬歩道」は、東北角の二つの大きな岬に連なっており、また600万年を経た「鼻頭角」と、3500万年の歴史を持つ「龍洞岬」という二つの異なる時空の物語をつないでいるのです。
歩道は西霊岩寺を起点とし、数分間の道のりで「達観景」展望台に着きます。わずか2~3時間だけで、まるで一万年もの時間を旅しているような気分になります。時間の推移と大地の運動のパワーが感じられるほか、ハイキングや登山で心身リフレッシュできます。山と海が交差する壮観な眺めは忘れられない風景です。時間がある時にはぜひここを歩いてみましょう。時間と空間を超越した古くて堅固な岩層と地質奇観を眺められます。