三貂角の旧名は「サンチャゴ(聖地牙哥)」と言います。台湾の最東部に位置し、台湾島で最も日の出が早い場所として知られています。
三貂角灯台は太平洋に面し、28秒ごとに白と赤の光が2度ずつ点滅し、毎晩、会場の船舶に方角を示しています。このため「台湾の眼と称されています」。ここはまた人気の観光スポットでもあります。純白の灯台建築、サッカーボール形の航路レーダー、ギリシャ風のあずまや、それに「愛の裝置芸術」など、また灯台の傍らには小さなチャペルがあります。これは石油倉庫を改造してできたもので、レトロな木のドアと色とりどりのガラス窓がロマンチックな雰囲気を醸し出しています。ここで結婚写真を撮影するカップルも少なくありません。高台から眼下に広がる風景が楽しめ、また「ご来光」ファンや撮影ファンの聖地ともなっています。