台湾の観光資源の形は多種多様で、自然や歴史文化観光資源の開発管理は官民の多くの部門が関与しています。このため、資源の整備やジャンルを超えた統合は容易ではありません。台湾の観光の質を深化させ、各エリアの観光資源および特色を組み合わせて旅行商品を国際化させるため、各国家風景区管理処では開発プラットフォームをまとめ、地域の状況に応じたプロモーション計画を研究開発しています。管理処の広大な管轄エリアを既存の県や市といった区分で分けるのではなく、「観光圏と産業の提携」というジャンルを超えた方法で、様々な観光産業を再統合しています。産業界や学界など各分野からエリートを招き、地域の見どころや本来の良さを掘り起こしています。
本処の「大東北角観光圏」のエリア範囲は、新北市の7地区（瑞芳、平渓、雙渓、貢寮、坪林、石碇、深坑）と宜蘭県の12の郷・鎮（宜蘭、頭城、礁渓、壯圍、員山、羅東、三星、大同、五結、冬山、蘇澳、南澳）が含まれています。協力対象には飲食、宿、観光、ショッピング、交通など、様々な分野の協会と産業が含まれます。その目的は 「大東北角観光圈」の産パートナー同士をより深く知ってもらい、相互理解を通じてパートナーを見つけ、将来の発展のために根を下ろさせることです。業界のパートナーが協力し合うことで、それぞれの分野で特色を発揮でき、発展メカニズムを取得するのに努力し、運用可能な既存のリソースを活用できます。これにより業界パートナーはより安心してスムーズに発展でき、現時点で最適な製品を探すことができ、思いやりのあるサービスを提供できます。旅行者の方はディープな思い出を残すことができ、幸せな消費者になることができます。業界全体を収益性の高いものにすることができ、さらに、他の行政機関も協力し、相互利益を実現し、観光圏のモデルを形成しています。