東北角の貢寮郷鹽寮から福隆一帯は、世界沙雕協会(WSSA)から台湾で最も砂彫刻に最適な場所と鑑定されています。この一帯には黄金海岸が3キロに渡って続き、白くて柔らかな砂は、水を含むと塑像向きのものへと変わります。大人も子供も楽しめるレジャーです。
砂彫刻は欧米に起源があると言われ、古代インダス文明でも砂彫刻の作品の跡が発見されています。この砂芸術は創作性に富み、健康的で安全、かつ団結力を養うものです。参加者は線を用いて3メートル四方を囲み、シャベルと水桶を用いて行います。材料は砂だけで、粘着材などは使用しません。また、作品に木の枝やプラスチックの装飾を飾るのは禁止されています。試合終了後には線を取り除くだけで、満潮の海水がすべてを自然に帰してくれます。
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砂彫刻フェスティバルは芸術イベントとして、ここ数年は政府により開催され、規模も拡大していま
す。かつてはアメリカの砂彫刻の達人であるKirk Gary氏も招かれ、故宮紫禁城と水晶宮などの大型作品を作りました。このほかにもアメリカとカナダの5名のプロチームにより長さ30メートル、幅25メートル、高さ10メートルという巨大な砂彫刻「魔幻城堡(夢のようなお城)」が製作され、ビーチに遊びに来ていた大勢の人々を魅了しました。
近年、プロジェクションマッピングとライトアップとを組み合わせて、息をのむような光のショーが行なわれています。会場内の各エリアには各種LEDライトが灯され、絶えず変化する色が砂浜の不思議な姿と夜のファンタジックな旅を演出しています。
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サンドアートフェスティバルが催される福隆海水浴場は、海好きにとって水遊びやヨット、カヌーなどのマリンスポーツに最適の場所です。周辺の風景スポットがより楽しさを増してくれます。福隆を訪れる皆さまは海水浴場で驚きのサンドアートを鑑賞し、数多くのマリンレジャーを体験するだけでなく、旧草嶺トンネル、龍門キャンプレジャー基地や霊鷲山無生道場などへも訪れ、福隆エリアを遊び尽くしましょう!
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